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メラノーマでタフィンラー®とメキニスト®を服用される患者さんと家族の方へ

薬物療法

手術後再発を防ぐ場合、手術で取り除けない場合、他の臓器にも広がっている場合

インターフェロン

体の中で異物の侵入に反応して分泌されるたんぱく質の一種(生理活性物質)です。
抵抗力(免疫力)を上げて、がん細胞の増殖を抑えます。

化学療法(抗がん剤)

主に、がん細胞だけでなく増殖のスピードが速い細胞にダメージを与えます。
がん細胞以外の正常な細胞にも作用するため、脱毛、白血球減少、吐き気などの副作用が起こります。(副作用を抑える薬剤を一緒に使用します)

化学療法のイメージ

分子標的療法(遺伝子に変異のあるタイプの方のみ)

がん細胞がもっている特定の遺伝子やたんぱく質に作用して、がん細胞の増殖を抑えます。
正常な細胞へのダメージが少なくなっています。

分子標的療法のイメージ

手術で取り除けない場合、他の臓器にも広がっている場合

免疫療法

がん細胞を攻撃するはたらきのあるT細胞(リンパ球の一種)を活性化することで、がん細胞の増殖を抑えます。

[1]

医師と患者のイメージ
  1. 山﨑直也監修. メラノーマ(悪性黒色腫)でタフィンラー・メキニストを服用される方へ. (2018)