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キムリア®の治療を受けられる方とそのご家族へ

監修:
北海道大学病院 血液内科
豊嶋 崇徳 先生
京都大学医学部附属病院 小児科
平松 英文 先生

脳浮腫

CAR-T療法中に、脳浮腫があらわれたことが報告されています。脳浮腫(のうふしゅ)は、脳の中に水分が異常に溜まることで脳が膨張する状態で、頭痛、吐気や嘔吐、意識障害や手足の麻痺、話すことが難しくなるなどの症状があらわれます。このような症状に気づいたらすぐに主治医または看護師に知らせてください。

二次性悪性腫瘍

理論上、遺伝子導入された細胞は、体内の細胞増殖を監視するしくみから逃れて、異常に増殖する可能性があります。そのため、キムリアの投与後にも、新たながんがあらわれる可能性が考えられます。早期発見のために定期的に検査を受診してください。

新たな血液の病気

悪性リンパ腫や⽩⾎病に対する抗がん剤の影響によって、後に⾻髄異形成症候群(こつずいいけいせいしょうこうぐん)などが発症することはよく知られていますが、理論上、キムリアの投与後に免疫環境が変化し、再生不良性貧血(さいせいふりょうせいひんけつ)、骨髄機能不全(こつずいきのうふぜん)などの新たな血液の病気があらわれる可能性が考えられています。早期発見のために定期的に検査を受診してください。

キムリアの治療で効果がみられないことや、⼀度効果がみられても再発することがあります。

掲載されている情報について

本サイトでは、キムリア®の治療を適切に受けていただくための情報を掲載しております。キムリア®の治療を受けるに当たっては医師または薬剤師の指示にしたがってください。