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マンガ1/4の注釈
あなたが作業場にいる時はお客さんの衣類を一旦台に置いて受け渡せばいいとして…
デスクや椅子などの備品、さらにはレジスターやコピー機などの電子機器について、オフィス用品を共用してもいいか迷うことがあるかもしれません。しかし、放射線は感染症のように他人にうつる心配はありません。プルヴィクトの放射性物質は主に尿として排出されるため、トイレの前後に手を洗うなど、いくつかの注意事項を守れば、自由にオフィス用品にも触れることができます。また、投与後7日間は周囲の方との距離を保つため、よく使用するものの置き場所を決めておくといいでしょう。
うちのカウンターは広いから、常にカウンター越しに接客すればお客さんとの距離を保てるんじゃない?
投与後1週間以内であっても、周囲の方との距離を1~2mに保つことで、接客業やサービス業のように多くの方と交流する仕事を行えます。カウンターを利用して距離を保つことに加え、待合室の設置や事前予約制の導入によって混雑を避ける案も考えられます。また、感染症対策とは異なり、パーティションの設置やマスク・フェイスカバーの着用は必要ありません。
マンガ2/4の注釈
店⻑、⼈との距離をとるのが難しい作業、例えば開店前の看板出しとか外の掃除なんかも、私にやらせてくださいよ
周囲の方との距離を保ちにくい仕事もあるでしょう。そんなときは、一人で抱え込まず、職場の方に相談してみることをおすすめします。業務の分担や一時的なシフト調整によって、無理なく働き続けることができる環境を整えることができます。周囲に相談することで、ご自身にとっても、職場にとっても、より柔軟で支え合える働き方を取り入れるきっかけになるかもしれません。
※最新がん統計:[国立研究開発法人国立がん研究センター がん統計]
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
(閲覧日:2025.07.14)
マンガ4/4の注釈
治療中も好きな仕事が続けられて本当に良かった 一人で悩まず周りに相談するのって大事だな
治療中であっても、自分らしく仕事を続ける方法はきっと見つかります。生きがいとなっていることをあきらめる必要はありません。ご家族や職場の方に相談して、どんな方法なら治療と仕事を両立できるか、一緒に考えてみましょう。このマンガは、そんな会話のきっかけとしても活用いただけます。生活の工夫を周囲の方と共有することで、不安が少しずつ「できるかもしれない」という前向きな気持ちに変わっていくはずです。具体的な方法が思い浮かばないときは、主治医に遠慮なくご相談ください。
一人で悩まず相談しましょう