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グリベック®を服用されるGIST(消化管間質腫瘍)患者さんへ

監修:
湘南鎌倉総合病院 腫瘍内科
澤木 明 先生

グリベックの服用によるむくみで最も多いのは、顔や目の周り(眼窩周囲)の症状です。むくみは手や足にあらわれることも多く、靴が履けなくなったりします。多くの場合、グリベックを服用し始めて3週間以内にみられますが、どの時期でもあらわれる可能性があります。日頃から塩分を摂り過ぎないように心がけましょう。

むくみ症状イメージ

セルフケア

食事はなるべく薄味にして、塩分を控えましょう
→ 減塩レシピ

  • 体液貯留のチェックのため、定期的に体重を測定しましょう。

症状が続く場合は、厳格な食塩の制限(無塩)を行ってください。

治療・対策

担当医から処方された利尿薬で治療することがあります。
体重が2㎏以上増加している場合は、担当医に連絡してください。体液貯留(腎臓から尿として排出される塩分や水が体の中にたまった状態、全身のむくみ)は、担当医に相談してください。

セルフケアについて

ここではあくまでも患者さん自身で日常生活を見直したり、再確認していただく事柄をあげています。自己判断でグリベックの服用を休止したり、症状の重症度にかかわらず、副作用が改善しないまま放置しないで、直ちに担当医に連絡してください。

グリベックの服用について

副作用の症状に応じた対処法や治療を行いながらグリベックの服用は継続しますので、担当医の指示に従ってください。